イギリス英語とアメリカ英語の違い ~読み方の異なる単語編(6つのポイント)~

イギリス英語とアメリカ英語の違い ~読み方の異なる単語編(6つのポイント)~

英語は最も国際的に使われている言語で、ネイティブもイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、アイルランド、ニュージーランドと世界各国に及んでいます。

世界で話されている英語は全く同じではなく、各国・地域に特有の英語があり、大きく異なっている点はとても興味深いです。


そこで、英語の発祥の地であるイギリスと(イギリス英語)、最も世界の英語に影響を及ぼしているアメリカの(アメリカ英語)の違いについて、シリーズでご説明いたします。


今回は、イギリス英語とアメリカ英語で読み方が違う単語について、ご紹介いたします。6つのカテゴリーに分類し代表的な英単語を取り上げ、読み方(発音記号)も表記しました。いずれも母音部分の読み方が異なっており、とても興味深いです。

 

✅イギリス英語とアメリカ英語の違いのシリーズ記事

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~発音の違い編

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~英単語 93(食べ物、交通、生活、学校)

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~スペルの違い~

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~ 異なる表現(挨拶、勉強、特売、往復etc)

>>イギリス英語とアメリカ英語の文法の違い~7つのポイント~

 

< こちらの記事もご参考に! >

 

 
 
 

イギリス英語とアメリカ英語の違い ~読み方(発音)の異なる単語編~

 

①「æ」 vs 「a:」 イギリス英語とアメリカ英語で逆パターン

 

アメリカ英語では「æ、エア」と発音しますが、イギリス英語では「a:、アー」と発音する単語が多くあります。

※イギリスでも、イングランド北部では「æ、ア」と発音します


単語例

イギリス英語

アメリカ英語

bath
お風呂

b/a:

b/æ

laugh
笑う

l/a:/f

l/æ/f

class
クラス

kl/a:/s

kl/æ/s

chance
機会

tʃ/a:/ns/

tʃ/æ/ns/

ask
尋ねる

/a:/sk

/æ/sk

can’t
can not の短縮

k/a:/nt

k/æ/nt

banana
バナナ

bən/a:/

bən/æ/


 


先ほどとは逆に、イギリス英語では「æ、ア」と発音しますが、アメリカ英語では「a:、アー」と発音する単語もあります。

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

kebab
ケバブ

keb/æ/b

keb/a:/b

lasagna
ラザニア

las/æ/bne

las/a:/bne



 

②イギリス英語では「a:」、アメリカ英語では「ei」

 

イギリス英語では「a:、ア」と発音しますが、アメリカ英語では「ei:、エイ」と発音する単語もあります。

代表的な例はトマトの発音です。

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

tomato
トマト

təm/a:/təʊ

təm/ei/toʊ

 

 

③「æ」vs「ei」 イギリス英語とアメリカ英語で逆パターン

 

イギリス英語では「æ、ア」と発音しますが、アメリカ英語では「ei:、エイ」と発音する単語もあります。

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

basil
バジル

b/æ/sil

b/ei/sil


 

逆にイギリス英語では「ei、エイ」と発音しますが、アメリカ英語では「æ:、エア」と発音する単語もあります。

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

apparatus
装置

apar/ei/tus

apar/æ/tus

comrade
仲間、同志

comr/ei/de

comr/æ/de

apricot
アプリコット

/ei/pricot

/æ/pricot


 

 

④イギリス英語では「ə」、アメリカ英語では「さまざま

 

イギリス英語では「ə」と発音しますが、アメリカ英語では「e、eə、ei、ɔ、əʊ」と、様々な発音をする単語があります。

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

strawberry
ストロベリー

strawb/ə/rry

strawb/e/rry

ordinary
通常の

ordin/ə/ry

ordin//ry

innovative
革新的な

innov/ə/tive

innov/ei/tive

category
カタログ

categ/ə/ry

categ/ɔ/ry

ceremony
セレモニー

cerem/ə/ny

cerem/əʊ/ny


 

 

⑤イギリス英語では「ai」、アメリカ英語では「ə」

 

スペルに「ile」が含まれる場合、

イギリス英語では「ai」と発音しますが、アメリカ英語では「ə」と発音をする単語があります。

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

mobile
動かしやすい

məʊb/ai/l

məʊb/ə/l

hostile
敵の

hɒst/ai/l

hɒst/ə/l

volatile
気まぐれな

vɒlət/ai/l

vɒlət/ə/l

fragile
壊れやすい

frædʒ//l

frædʒ/ə/l


 


⑥イギリス英語とアメリカ英語のストレスの違い


アメリカ英語とイギリス英語で発音は同じでも、ストレス(強調する部分)が異なる単語があります。

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

大人

adult

adult

バレー

ballet

ballet

カタログ

brochure

brochure

ガレージ

garage

garage

ワクチン

vaccine

vaccine

宣伝、広告

advertisement

advertisement

もてなしの良い

hospitable

hospitable

問い合わせ

inquiry

inquiry

口ひげ

moustache

moustache

翻訳する

translate

translate

 
 
 
 

 

最後に一言

 

今回はアメリカ英語とイギリス英語の単語の読み方の違いについて、6つのポイントをご紹介いたしました。今回の比較は、一般的なアメリカ英語と、一般的なイギリス英語です。更に、それぞれ地域によって様々なアクセントがあり、一概に言えない部分もありますので、ご理解をお願いいたします。

今回以外にも、発音自体の違い、文法の違い、表現の違い、スペルの違いなど、アメリカ英語とイギリス英語ではさまざまな違いがありますので、一つ一つ紹介していきます。

より英語を楽しむきっかけになってもらえると嬉しく思います。

 


参考資料:


BRITISH ENGLISH VS. AMERICAN ENGLISH: PRONUNCIATION

5 Key Differences Between British Pronunciation and American Pronunciation

 

 

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