イギリス英語とアメリカ英語の違いを詳しく解説(発音、単語、文法、表現、スペル、読み方)

イギリス英語とアメリカ英語の違いを詳しく解説(発音、単語、文法、表現、スペル、読み方)

イギリス英語とアメリカ英語の違いはご存知でしょうか?
英語はイギリスで生まれ長い歴史を経て変化をし、アメリカでも英語が話されるようになり独自に進化してきました。

英語は国際的な言語として世界中で話されており、もっとも影響を及ぼしているアメリカ英語と、英語のルーツであり長い歴史を持つイギリス英語では様々な点が異なっています。

今回は、アメリカ英語とイギリス英語を比較し、発音・単語・表現・スペル・文法の違いを、具体例を挙げながら詳しく纏めました。

これまで皆さんが習ってきた英語が、どちらの英語なのか?を意識しながら読んでみると、とても興味深いです。


※アメリカ英語にもイギリス英語でも、各地方にはそれぞれのアクセントがあります。今回は標準的な、アメリカ英語とイギリス英語を比較しています。

 
 

イギリス英語とアメリカ英語の違い

 

①イギリス英語とアメリカ英語の発音の違い


イギリス英語とアメリカ英語では発音の違いも大きいです。多くの人は「r」の発音の違いを注目しますよね。
ところが、「rの発音」だけでなく、母音の発音、他の子音の発音にも多くの違いがみられます。
今回は、7つのポイントの違いを簡潔に説明しました。

✅7つのポイントの詳しくは、こちらの記事をご覧ください

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~発音の違い編

 

①アメリカ英語では「rは舌を巻く」、イギリス英語では舌を巻かない

アメリカ英語では「r」は舌を巻きますが、イギリス英語では「子音の前にあるr」は舌を巻きません。

単語例:start、bird、hard



②アメリカ英語では「a」、イギリス英語では「ɒ」

アメリカ英語で「a(ア)」と発音する場合、イギリス英語では「ɒ(オ)」と発音します。

単語例:lot、hot、rock


③アメリカ英語では「oʊ」、イギリス英語の「əʊ」

アメリカ英語で「oʊ(オウ)」と発音する二重母音は、イギリス英語では「əʊ(アウ)」と発音します。

単語例:hello、home、know


④「æ」の発音の違い

アメリカ英語で「æ」は、「エとア」がつながった二重母音のように発音しますが、イギリス英語では「ア」だけの発音です。


⑤アメリカ英語では「d」、イギリス英語では「t」

母音に囲まれた「t」の場合、アメリカ英語は「d」のように発音します。一方イギリス英語はしっかり「t」と発音します。

単語例:water、matter、daughter


⑥アメリカ英語では「u:」、イギリス英語では「ju:」

単語例:Tuesday、new、duty

これらの単語は、アメリカ英語では「u:ウー」と発音しますが、イギリス英語では「ju:ユー」と発音します。



⑦「h」の発音の違い

イギリス英語では「h」を発音し、アメリカ英語では「h」を落として発音する単語が多くあります。

単語例:humor(英:ヒューモア、米:ユーモア)、human(英:ヒューマン、米:ユーマン)

 

②イギリス英語とアメリカ英語で読み方の異なる単語



イギリス英語とアメリカ英語で、同じ単語でも読み方が異なる単語が数多くあります。
今回は、代表的な例を列挙します。

詳しくはこちらの記事をどうぞ(6つのパターンに分類)

✅6つのパターンに分けた詳細は、こちらの記事をご覧ください

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~読み方の異なる単語編

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

bath(風呂)

b/a:

b/æ

kebab(ケバブ)

keb/æ/b

keb/a:/b

tomato(トマト)

təm/a:/təʊ

təm/ei/toʊ

basil(バジル)

b/æ/sil

b/ei/sil

mobile(モバイル)

məʊb/ai/l

məʊb/ə/l

大人(ストレスの違い)

adult

adult

バレー(ストレスの違い)

ballet

ballet

 

 

③イギリス英語とアメリカ英語の英単語の違い


イギリス英語とアメリカ英語で、同じ意味でも使う単語が全く違う場合が多くあります(通じない場合もあります)。

今回は、代表的な10単語をピックアップしました。

さらに詳しくはこちらの記事をどうぞ(7カテゴリー、93単語)

✅単語の違いの詳細は、こちらの記事をご覧ください

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~英単語 93(食べ物、交通、生活、学校)

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

ショッピングセンター

shopping centre

mall

ポテトチップス

crisps

chips

フライドポテト

 chips 

french fries

ガソリン

petrol 

gasoline

セーター   

jumper

sweater

アパート

flat 

apartment

消しゴム

rubber

eraser

勉強する

revise

study/review

薬局

chemist

drug store, pharmacy

映画

film 

movie

 

 

⑤イギリス英語とアメリカ英語のスペルの違い

 

イギリス英語とアメリカ英語ではスペルの違いも多くみられます。
どちらかと言うとイギリス英語の方がスペルが複雑で、アメリカ英語の方がより実際の発音に近くなっています。

今回は、代表的な6つの違いについて例をあげました。

 

✅スペルの違いに関する詳細例はこちらをご覧ください

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~スペルの違い~

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

「-re」と「-er」

centre

center

「-our」と「-or」

colour 

color

「-gue」と「-g」

dialogue

dialog

「-ise」と「-ize」

 realise        

realize

「-ence」と「-ense」

 licence 

  license

「lling」と「ing」

travelling

traveling

 

 

④イギリス英語とアメリカ英語 ~表現の違い~

 

イギリス英語とアメリカ英語では、単語だけでなく表現の違いもあります。今回は、代表的な表現を5つピックアップしました。

✅ 表現の違いの詳しい記事はこちら!

>>イギリス英語とアメリカ英語の違い ~ 異なる表現(挨拶、勉強、特売、往復etc)


<表現の比較例>

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

元気?

You alright? (Alright?)

How are you?

どういたしまして

That’s ok.

You’re welcome.

電車の乗り換えのアナウンス

Please alight here. Please transfer / exit here.

試験を受ける

sit an exam

take an exam

イートイン/持ち帰り

eat in / take away for hear / to go

 

 

イギリス英語とアメリカ英語の文法の違い


最後にイギリス英語とアメリカ英語の文法の違いについてご説明します。
ざっと下記の違いが挙げられます。

・前置詞の使い方の違い
・現在完了をよく使うイギリス英語、過去形を使うアメリカ英語
・動詞の変形に違い(イギリス英語(-t)、アメリカ英語(-ed))
・グループは、イギリス英語(複数)、アメリカ英語(単数)
・need、should、shallの使い方の違い
・日付の表現の違い
・付加疑問文(イギリスは多用、アメリカは使用しない)


今回は、それぞれについて簡単に例を紹介します。詳しきは、下記の記事をご覧ください。

✅文法の違いについての詳しい記事はこちら!

>>イギリス英語とアメリカ英語の文法の違い~7つのポイント~

 

単語例

イギリス英語

アメリカ英語

前置詞の違い

What are you doing at the weekend?

What are you doing on the weekend?

現在完了、過去形

・I have just seen her.
・He has already finished.
・I haven’t read it yet.

・I just saw her.   
・He already finished.
・I didn’t read it yet.

動詞の変形

・dream-dreamt-dreamt
・get-got-got
・learn-learnt-learnt

・dream-dreamed-dreamed
・get-got-gotten
・learn-learned-learned
・spill-spilled-spilled

複数・単数(グループの場合)

My family are coming to tonight.

My family is coming to tonight.

Need の否定形

You needn’t come to the meeting today.

You don’t need to come to the meeting today.

日付

My birthday is the 9th of September.

My birthday is September 9th

付加疑問文

She looks so beautiful, doesn’t she?

ほとんど使わない

 

最後に一言

 

いかがでしたでしょうか。
今回は、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて、発音、読み方、単語、表現、スペル、文法、読み方の違い、スペルの違いについて、駆け足でご紹介いたしました。

詳しくは、各記事を読んでいただけると有難いです(関連の動画もついています)

※今回の比較は、一般的なアメリカ英語と、一般的なイギリス英語です。

イギリス英語とアメリカ英語の違いを理解いただき、より英語を楽しむきっかけになってもらえると嬉しく思います。

 

 

< こちらの記事もご参考に! >
イギリス英語を学ぶおススメの方法(YouTube、映画、ポッドキャスト、オンライン英会話)


イギリス英語の発音 さまざまなブリティッシュ・アクセント


英語のルーツは?ドイツ語、ラテン語、フランス語の影響について


イギリス英語にはどんな歴史があるの? 中世の英語って理解できる?