イギリスの上流階級で話される英語 Posh Englishの表現と発音

イギリスの上流階級で話される英語 Posh Englishの表現と発音

 


     英語学習者

「イギリスの上流階級の人々はどんな英語を話すんだろう?」
「特徴的な表現や発音を知りたいな」
「動画などもあったら見てみたいな」

こんな質問に答えます。

 

<本記事で分かる内容> 

・イギリスの上流階級の英語(Posh English)の13表現

・Posh English の動画の紹介

(一般的な英語との発音や語彙の違いも分かる)  





ほぼ毎日英語を使って仕事をしている「あきら」が、イギリスに留学した経験、さまざまなオンライン英会話の経験、15年以上英語を勉強した経験を通して、英語に関する役立つ情報をご紹介しております。

 

 

イギリスの上流階級で話される英語 Posh Englishの表現と発音

 

上流階級の英語(Posh English)とは?

 


イギリスで標準的な英語はRP(Received Pronunciation)と呼ばれ、BBC放送局や英語学習に用いられています。

しかし、イギリスには地域によって発音が異なり、30以上のアクセントがあるといわれています。

また、地域だけでなく、階級によっても話す英語は異なっています。

 

✅イギリスの地域ごとのアクセントはこちらの記事!

>>イギリス英語の発音 さまざまなブリティッシュ・アクセント(まとめ)

 

 

 

イギリスの上流階級(貴族階級)の話す英語は、ポッシュ・イングリッシュ(Posh English)またはクイーンズ・イングリッシュと呼ばれており、

標準的な英語(表現、単語)とは異なる部分があります。


※最近では労働者階級の英語がかっこいいいとされています


今回は、上流階級で話されるポッシュ・イングリッシュの、単語・表現を主にご紹介し、最後に発音についても触れたいと思います。

 

 

上流階級の英語 Posh Englishの表現について

 

 

 

上流階級の英語に特徴的な表現を13個ご紹介します。
例文や一般的なイギリス英語で使用する表現も紹介しますね。

 

 

◆  jolly good       ◆


「jolly good」 は 「very good」と同じ意味で、とても良いという意味になります。

例文:What do you think of this idea?  Jolly good!
            このアイディアをどう思いますか? とても良い!

 

◆  golly gosh       ◆

「golly gosh」は 「おや、まあ、なんてこった」など、ちょっとした驚きを表現するときに使います。「Oh my God!」にも近い意味です。

例文: Golly gosh, it’s snowing outside!
                おや、まあ、外は雪が降っている





◆  rugger       ◆

「rugby」のことは「rugger」と表現します。

これは、ラグビー選手のことを日本でも「ラガーマン」と言っているのと同じですね。

例文: It was a jolly good rugger game.
    とても素晴らしいラグビーの試合でしたね

 

 

◆  old  bean       ◆

「old bean」は親愛を込めた古い友人「old friend」を意味します。
「old fruit」とも言います。


例文: Alright, me old fruit? 
               古い友人よ元気?

※「Alright」は「How are you?」の意味で「me」は「my」の意味です。いずれも、イギリス英語に特徴的なスラングです。

 

 

◆   chum         ◆

「chum」は親しい友達、親友の意味(close friend)で使われる口語表現です。
一般的なイギリスの口語表現では、「mate」が使われます。

例文: I’m chums with him.
       彼とは親友です

 

 

◆  blotto, tight        ◆

「blotto」と「tight」は酔っぱらった「drunk」という意味になります。

「blotto」はかなり酔っぱらったとき、「tight」はほろ酔いくらいの状態です。

例文:  I am absolutely blotto.
        完全に酔っぱらった

     I’m afraid I’m rather tight.
             ちょっと酔ってしまったようだ



◆   beastly         ◆

「beastly」はひどく、不快な(terrible、unpleasant)という意味です。

例文: I have a beastly headache.
                酷い頭痛がする

    The weather is beastly.
    いやな天気です




◆   poppycock         ◆

「poppycock」は、ばかげた話、たわごと「nonsense、rubbish」という意味です。


例文: Your speaking is poppycock.
    君が話していることは、たわごとだよ




◆    spiffing          ◆

「spiffing」は素晴らしい、見事な「great、excellent」という意味です。

例文: That is a spiffing idea.
                それは素晴らしいアイディアだ



◆    rather          ◆

上流階級では「rather」は相手の意見に賛成するときに使う表現です。

例文: Do you want to come with us? Rather!
    一緒に来ますか? ええ(そうです)!



※通常ではratherはむしろ、少々という意味で使われることが多いです。

・I’d rather stay here than going out. 外出するよりむしろここに居たい
・This room is rather dark. この部屋は少々暗い


 

◆    crumbs          ◆ 

「crumbs」は「わあっ、おやっ」など驚きを表す時の感嘆詞です。



◆     loo           ◆ 

「 loo」はトイレ「toilet 」の意味です。

例文:  I was desperate for the loo.
                トイレに行きたくてたまらなかった

 

 

◆     one           ◆ 

「one」は代名詞で、「she, he」の代わりに用いられます。

例文: When one looked in the mirror, one saw very tired face.
                彼女が鏡の中を覗き込んだとき、彼女はとても疲れた顔を見た。

 

 

上流階級の英語 Posh Englishの発音について

 

 

 

Posh English(Queen’s English)の発音は独特でオールドスタイルです。

イギリスの標準的な発音とも異なる部分を、いくつか例を挙げて紹介します

 

  • partyは「パーティー、pa:ti:」と「y」を伸ばしますが、上流階級の英語では、「パーティ、pa:ti」と短く発音します


  • catは「カット、kæt」と発音しますが、上流階級では「ケット、ket」と発音します


  • powerは「パウア、paʊə」と3重母音になっていますが、上流階級では「パー、pa:」と長音で発音します。


  • dueは「ジュー、dʒu:」と発音しますが、上流階級では「デュー、dju:」と発音します


  • offは「オフ、ɒf」と発音しますが、上流階級では「オーフ、ɔ:f」と発音します。

 

 

✅ 貴族階級の発音についての詳細はこちらの記事!

>>クイーンズイングリッシュの発音はイギリスの標準的な発音(PR)とどう違うの?

 

 


イギリスの上流階級の英語の特徴が良く分かる動画

 

 

 

最後に、イギリスの上流階級の英語(Posh English)の特徴が良く分かる動画をご紹介します。


こちらの2つの動画は、上流階級の英語と標準的な英語を比較しており、とても分かりやすいです。
今回の記事も大いに参考にしています。





・エリザベス2世のスピーチ

 

 

< こちらの記事もご参考に! >

 

 

最後に一言


いかがでしたでしょうか?
イギリス上流階級の英語は参考になったでしょうか。

イギリスの上流階級の英語は一般の人はほとんど話すことはありませんが、イギリス皇室の話す英語、昔のイギリスの映画などを見ていると、今回ご紹介した英語が出てきます。

上流階級の英語はなかなか話す機会は無いかもしれませんが、もしご興味を持たれたのでしたらチャレンジしてみてくださいね。

 

 

< こちらの記事もご参考に! >
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