英語のルーツは?ドイツ語、ラテン語、フランス語の影響について

英語のルーツは?ドイツ語、ラテン語、フランス語の影響について

 


    英語学習者
英語の歴史を考えると、どんな言語の影響を受けているんだろう? それぞれ英語のどんな言葉のルーツになっているのか簡潔に知りたいな。

こんな質問に答えます。

 

<本記事で分かること> 中世の英語の歴史です
  
・歴史上、イギリス英語はどんな言語の影響を受けているのか
・それぞれの言語は、どの英単語のルーツになっているのか


 

ほぼ毎日英語を使って仕事をしている「あきら」が、イギリスに留学した経験、さまざまなオンライン英会話の経験、15年以上英語を勉強した経験を通して、英語に関する役立つ情報をご紹介しております。


今回はイギリス英語の歴史に焦点を当てて、お話を致します。
イギリス英語に興味のある人、歴史に興味のある人にも読んでほしいと思います。

 

✅各時代の英語の実際に発音などが知りたい場合はこちら
  時代時代によって大きく変化しています

>>イギリス英語にはどんな歴史があるの? 中世の英語って理解できる?

 

 

英語のルーツは?ドイツ語、ラテン語、フランス語の影響について

 

英語はどんな言語の影響を受けているのか?

 

(グラフ出典:Wikipedia)

 

 

 

 

英語の語彙の多くは、ラテン語、フランス語、ドイツ語(ノルド語を含む)に語源があります。

英語の背景で重要なのは中世イギリスの歴史で、簡潔に流れを説明いたします。

 

 

 

①1世紀~5世紀初めまでローマ帝国の支配を受けていた(ラテン語)

②5世紀途中からゲルマン系のアングロ・サクソン族の侵略を受け、8世紀頃には大半を征服されイングランドとなった(古ドイツ語)

③9世紀~11世紀にかけヴァイキング(スウェーデン、デンマーク)の侵略を受け、1/3ほど占領された(古ノルド語・・ゲルマン系言語に分類)

④11世紀には、ノルマン人に征服されノルマン朝が始まった(フランス語)

✅詳細はこちらの記事(工事中)
>>イギリス英語にはどんな歴史があるの? 中世の英語って理解できる?

 

 


ラテン語がルーツとなった英単語

 

f:id:t-akr125:20151228155849p:plain         ※赤い部分がローマ帝国支配下


 

 

1世紀~5世紀初めまで、スコットランドの北部を除くグレートブリテン島の大部分はローマ帝国の支配下にあり、ローマ軍人が多く駐在していました。

 

この影響で、ローマ帝国の支配が5世紀初めに終わった後も、公文書にはラテン語が使われ続けたため、ラテン語の影響を受け続けました。

英語に取り込まれたラテン語は、書物で用いられるような言葉が多くなっています。


 

 

ドイツ語がルーツとなった英単語

 


f:id:t-akr125:20151228160032p:plain  ※緑色の部分が、アングロ・サクソン族が占領した領土(イングランド)


 

 

ローマ帝国支配が終わった5世紀中ごろから、アングロ・サクソン族がグレートブリテン島を侵略しはじめ、イングランドを作りました。

 

 

アングロ・サクソン族が話していた言葉は、ゲルマン系の古ドイツ語で、イングランドで話した言葉は、古英語と呼ばれています。
つまり、古ドイツ語が英語のルーツとなっています。

 

そして7世紀頃までに、スコットランドとウェールズ付近を除くグレートブリテン島の大半を、アングロ・サクソン族が支配して、9世紀にイングランドを建国をしました。

このアングロ・サクソン族が話していたドイツ語(古ドイツ語)が英語のルーツとなり、彼らがイングランドで話していた言葉のことを、「古英語」(5~9世紀頃)と呼んでいます。

 



最も頻繁に使う単語、例えば、a, the, and, I, You, she, earth, wood, work などは、古ドイツ語の影響を受けて、この時代から使われるようになりました。

 

 

ノルド語がルーツとなった英単語

 


f:id:t-akr125:20151228160758p:plain       ※黄色い部分がデーン人が占領したデーンロー



 

 

9世紀になると、ノルド語を話すヴァイキング(デンマーク、スウェーデン)がイングランドに侵略しました。

イングランドの1/3の領土を占領し、ヴァイキングが話すノルド語も英語に取り込まれました。

 

英語に取り込まれたノルド語には、日常生活の身の回りで使われるような単語が多く見られます。

 

 

 

 

フランス語がルーツとなった英単語

 

 

f:id:t-akr125:20151228161003p:plain

 

 

 

1066年に、フランスのノルマンディー公がイングランドを征服して、ウィリアム1世となりました。

ノルマンディーから人々も移住し、14世紀頃まで政治などではフランス語が公用語となりました。

 

このため、フランス語が英語に多く取り入れられるようになりました。
特に、貴族や政治などに関する、prince, duke, judge, court, tax, money などの言葉がフランス語がルーツになっています。

 



また、この時代になると興味深いのが、肉に関する表現が変化している点です。

古英語では直接的な動物の名前が使われていたの対し、フランス語が取り込まれた中英語では、料理に使われる肉の名前として表現されるようになりました。

・羊:古英語ではSheep、中英語ではMutton

・牛:古英語ではCow、 中英語ではBeef

・豚:古英語ではSwine、中英語ではPork

 

追記:シェイクスピアが造った英語

 

 

 

16世紀のウィリアム・シェイクスピアは劇作家としてとても有名です。シェイクスピアは英語にも大きな影響を及ぼしました。

 

シェイクスピアは劇でのセリフ表現を豊かにするために、約3000語もの言葉をつくったと言われています。例えば下記の例があります。


f:id:t-akr125:20151228161114p:plain 

 

✅各時代の英語の実際に発音などが知りたい場合はこちら
  時代時代によって大きく変化しています

>>イギリス英語にはどんな歴史があるの? 中世の英語って理解できる?

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?
中世英語が中心ですが、英語はいろんな言語を取り入れながら、進化していったことが、お分かりいただけたでしょうか。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの本がおススメです。この記事でも大いに参考にしています。

 

 

✅こちらの記事も参考に!

>>英語のルーツは?ドイツ語、ラテン語、フランス語の影響について



引用文献、参考文献:(上の2つは僕の別サイト)
>>学校で習わない英語の歴史 英語は言語のルツボ!
>>イングランドの歴史 アングロ・サクソン七王国の概要
>>English language


 
 
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