イギリス英語で挨拶は何て言うの?よく使うカジュアルな表現
- 2021.01.01
- 英語表現

英語学習者
英語であいさつする時は、”How are you?” ” I’m fine, thank you. And you?” って習ったけど、ほかの表現はあるの?
こんな質問に答えます。
<本記事で分かる内容>
・元気?とたずねる表現(How are you? 以外)
・元気ですと答える表現(I’m fine. 以外)
・あなたは?と聞き返す表現
・挨拶に使えるその他の表現
ほぼ毎日英語を使って仕事をしている「あきら」が、イギリスに留学した経験、さまざまなオンライン英会話の経験、15年以上英語を勉強した経験を通して、英語に関する役立つ情報をご紹介しております。
◆ まえがき ◆
”How are you?”
”I’m fine, thanks. And you?”
という表現は学校で習ったり、良く聞いたりします。
しかし、実際にはイギリスでもアメリカでも日常ではほとんど使われない表現です。
今回はあいさつの時に実際に使う、イギリス英語のカジュアルな表現をご紹介いたします。
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・イギリス英語を学ぶおススメの方法(YouTube、映画、ポッドキャスト、オンライン英会話)

イギリス英語で挨拶は何て言うの?よく使うカジュアルな表現
「元気?」とたずねる表現
友達や仕事上の仲間などに合った時に、「元気?」とたずねる表現は、
”How are you?”
が広く知られています。この表現でも良いですが、イギリスでもっとよく使う表現があります。
イギリス英語では、How is it going? やHow are things? が一般的です。
とても親しい間柄では、Are youも省略した、Alright?が良く使われます。
つまり、Alright?は Hello, how are you?と同じ意味です。
この表現はアイギリス英語ではとても一般的です。しかし、アメリカ英語は、何が具合などが悪くて大丈夫?という意味になるので、注意が必要です。
あまりイギリス英語では使いませんが、その他の表現としては
・How are you doing?
・How are you going?
も使えます。
「元気です」と答える表現
「元気です。あなたは元気?」と答える表現は、
”I’m fine. And you?”
と学ぶことが多いです。これは世界中でこのように学ぶようです。
しかし、実際にイギリスでは(アメリカでも)”I’m fine.はあまり使われません。
その理由として、辞書にはfineは「元気」と訳されていますが、「悪くない、ほどほどである」という意味であまり良いイメージに聞こえないようです。
元気ですの表現も色々あります。
How is it going? と聞かれたら、(Yeah), I’m good.(Thanks.)
ええ、元気です。ありがとう。と答えます。シンプルに、Good!だけでも良いです。
親しい間柄では、Alright?と聞かれたら、Yeah, alright. Thanks. と答えます。
Not (too) bad. 悪くないね
Can’t complain. まあまあ。普段通りだよ。
という表現も使えます。
注意したい点は、日本人はよく”So-so”(まあまあ)を使いたがりますが、この表現はほとんど使われていません。
「あなたは元気?」と聞き返す表現
あなたは元気?と聞き返す表現は、学校などで習うものと同じです。
元気ではないときに答える表現
How is it going? Alright? などと聞かれて、元気ではないときはどのように答えたらよいでしょうか?
イギリス人は、悪いですとは直接表現せず、希望を持つように前向きな表現を使います。
良くなっているよ。良い日になってきているよ。ベストではないよ。そんなに素晴らしくはないよ。などの表現です。
そうすると、友人は心配してどうしたのか聞きます。このとき、間違えやすいのがWhat is your problem? と聞くことです。
フレンドリーではないですし、何が問題?と強い言い方になってしまいます。
What’s the matter でも良いですが、What’s up? が最も適した表現です。
What’s up? どうしたの?と聞かれた時に答える場合です。
たとえば、疲れてる、眠い、気分が良くないの場合は、下記のように答えます。
ええ、ちょっと疲れているんだ。ちょっと眠いんだ。ちょっと気分がよくないんだ、と答えます。”a bit”を使って、「ちょっと」と入れておくのもポイントです。
最後に、「お大事にね」「早く良くなってね」と言う表現です。
体調が悪い事を聞いたときには、まず ”I am sorry to hear that.” と言って、いたわりの言葉をかけます。
最後にまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した表現を、例として1つの会話文に纏めました。
A : Hi, you alright?
B : Yeah, alright. Thanks. You?
A : I’ve been better.
B : What’s up?
A : Well, a bit ill.
B : I am sorry to hear that. Take care.
是非、今回の例を使用して、英語の表現を豊かにしてくださいね。
参考資料:
Stop Saying “I’m Fine”
How to Respond to “How are You?” Like a Native
・英語の発音を無料動画で学べるおススメのアプリ
・イギリス英語が楽しめるおススメの映画・ドラマ
・イギリス英語を学ぶおススメの方法(YouTube、映画、ポッドキャスト、オンライン英会話)
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