イギリス英語の発音 さまざまなブリティッシュ・アクセント

イギリス英語の発音 さまざまなブリティッシュ・アクセント

日本で英語を勉強しようと思うと、アメリカ英語が中心ですが・・・・



英語学習者、留学予定者

「アメリカ英語ではなくて、イギリス英語の発音を身につけたいです」
ですが、イギリス英語もいろいろあるって聞きました。

「イギリス英語にはどんなアクセント(訛り)があるの?」

こんな疑問に答えます。

 

<本記事の内容> 
  
・どんな種類のイギリス英語のアクセントがあるの?

・それぞれのアクセントはどんな発音なの?(動画で紹介)

・人気のあるイギリス英語のアクセントは?

 

 

◆    まえがき    ◆

 

ひとくくりに「イギリス英語」と言っていますが、

基本的にイギリス留学をした際に学ぶのは、イギリスの標準的な発音(RP)でこのことをイギリス英語と言っています。

 

ですが、実はイギリスの地域によって訛り(アクセント)はあり、発音は大きく異なってきます。例えば留学した際など、語学学校の外で人々が話している発音は、違っていたりします。

 

イギリス英語のアクセントに興味のある人は、是非読んでくださいね。

 

 

イギリス英語の発音 さまざまなブリティッシュ・アクセント

 

 

イギリス英語のアクセントの種類

 

 

 

イギリスには、37種類以上のアクセントがあると言われています。表にまとめました。

 

 

<イギリス英語のアクセント(代表例)>

  • RP(Received Pronunciation):標準的な発音
  • Cockney(コックニー(東ロンドン))
  • Yorkshire(ヨークシャー)
  • Geordie(ジョーディ(ニューキャッスル))
  • Scouse(スカウス(リバプール))
  • Brummie(ブラミー(バーミンガム))
  • West country(イングランド南西部)
  • Northern Irish(北アイルランド)
  • Scottish(スコットランド)
  • Wales(ウェールズ)

 

1種類の標準発音と、9種類のアクセントについて簡単にご紹介します。

 

RP(Received Pronunciation)とは?

 

 

 

RPとは「容認発音」という意味で、イギリス英語の標準的な発音です。

 

 


RPはロンドンやイングランド南東部の上流階級が使っていた英語が起源となっています。

 

基本的にはイギリス人はRPで日常話すことはなく、日本人が共通語を日常的に話さないのと同じです。ネイティブではない外国の英語学習者の場合は、主にRPで勉強します。


RPが使われているのは、BBC放送局やワールドサービスのニュース番組、イギリス王室のクィーンズイングリッシュ(RPはもう少し庶民的にしたもの)、などです。

詳しくはこちらのYouTubeをご覧ください!

>>Top 5 British Accent Secrets | Learn British Pronunciation

 

 

Cockney(コックニー・アクセント)

 

 

 

 

 

コックニー・アクセントは、もともとロンドンの東側に住む労働階級の人々が話していた訛りです。

 

 

汚い言葉と言われていましたが、最近ではコックニー・アクセントは広がり、かっこいいと言われるようにもなっています。

 

<コックニーアクセントの特徴例>

・hiなどのhの発音をしない
・tを発音しない
・thの代わりにfやvと発音する

など多くの特徴があります。

 

有名人でもコックニー・アクセントで話す人も多く、サッカー選手のベッカムにもコックニー・アクセントが見られます。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!
👉>>イギリス英語のコックニー・アクセント(Cockney accent)ってどんな発音?

 

 

 

Yorkshire(ヨークシャー・アクセント)

 

 

 

 

ヨークシャー・アクセントは「イングランド北部」のヨークシャーで話されているアクセントです。

 

 

ロンドン付近はイングランド南部ですが、ヨークシャーはイングランド北部にあります。(南部と北部ではアクセントが異なります)

 

<ヨークシャー・アクセントの特徴例>

・cupやlunchなどの「u(ア)」の発音が「オ」のように発音
・prizeなどの「ai(アイ)」の発音が「a:(アー)」と発音

などです。

 

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>ヨークシャー・アクセント(Yorkshire accent)とは?


✅ヨークシャーにも近いマンチェスターのアクセントはこちら!

👉>>「マンチェスター・アクセント」(Manchester accent)とは?

 

 

Geordie(ジョーディー・アクセント)

 

 

 

ジョーディー・アクセントは、「イングランド北部」のニューキャッスル付近で話されているアクセントです。

 

 

<ジョーディ―・アクセントの特徴例>

・upやfunkyなどの「u(ア)」の発音が「ウ」のように発音
・nightやalrightの「i(アイ)」の発音は「イ」のように発音

など、多くの特徴があります。人気のあるアクセントの一つです。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>ニューカッスルの英語「ジョーディ・アクセント」はどんな訛り?

 

 

Scouse(スカウス・アクセント)

 

 

 

スカウス・アクセントはビートルズでも有名な、イングランド北西部のリバプールで話されているアクセントです。

 

 


<スカウス・アクセントの特徴例>

・「t(ト)」の発音が「ツ」のようになる点
 例:water(ウォーツア)、right(ライツ)

・kの発音は強く息を吹きかけたhの感じ
 例:backは「バック」のように聞こえます。



など、かなり強いアクセントがあります。
その他、通常の英語では全く使わない単語も多くみられます。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>リバプールの英語「スカウス・アクセント」はどんな訛り?

 

 

Midlands:  Brummie(ブラミー・アクセント)

 

 

 

 

ブラミー・アクセントは、イングランド中部(ミッドランド)のバーミンガムで話されているアクセントです。

 


ブラミーは、通常使わない独特の表現がおおくあり、発音はソフトですが、ごつごつと塊があるような印象を受けます。

 

<ブラミー・アクセントの特徴例>

・I、likeなどの「ai」の発音は「オイ」のように発音
・cutなどの「ア」の発音は「ウ」のように発音

などです。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>バーミンガムの訛り、ブラミー・アクセント(Brummie accent)とは?

 

 

West country(ウェストカントリー・アクセント)

 

 

 

 

ウェーストカントリー・アクセントはイングランド南西部で話されているアクセントです。

 

 

<ウェストカントリ・アクセントの特徴例> 

・母音の後の「r」も巻き舌をする
 ※イギリス英語では通常巻き舌をしない
  (例えば、water、warmなど)

・ingでは、最後のg[η]の発音をしない
 例:walkingは「ウォーキン」のように発音

 

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>イングランド南西部の英語 ウェストカントリー・アクセント(West Country accent)とは?

 

 

Northern Irish(北アイリッシュ・アクセント)

 


 

 

北アイリッシュ・アクセントはアイルランドの北部(北アイルランド)で話されているアクセントです。

 

 

<アイリッシュ・アクセントの特徴例>

・「アウ」の発音が「アイ」となる
 例:How(ハウ⇒ハイ)

・「r」の発音は巻き舌をする点(口は余り開けない)

などです。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>「アイルランドの英語発音」にはどんなアクセントの特徴があるの?

 

 

Scottish(スコティッシュ・アクセント)

 


ファイル:Flag of Scotland.svg

 

 

スコティッシュ・アクセントはスコットランド(グレートブリテン島の北部)で話されるアクセントです。

 

 

<スコティッシュ・アクセントの特徴例>

・rの発音は舌をティップスるように巻く

・bigは「ベッグ」とイがエの音になる

・nineは「ネイン」とアイがエイになる

などがあげられます。


かなりアクセントは強く聞きとりにくいですが、人気のあるアクセントの一つです。

 

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>スコットランドの英語アクセントはどんな特徴があるの?

 

 

Welsh(ウェルシュ・アクセント)

 

 

ウェールズの国旗

 

 

ウェルシュ・アクセントはウェールズ(グレートブリテン島の西部)で話されているアクセントです。

 

 

ウェールズには独自のウェールズ語があります。ウェールズ語の影響を受けて、歌うようにとても抑揚のある話し方をします。

<ウェルシュ・アクセントの特徴例>

・goingは「ゴーエン」のように発音(iをeと発音)
・useは「ウーズ」のように発音(jの音を省略)
・「r」は2~3回舌を回して発音

などです。

 

また、英語の単語にはない独自の表現もたくさんあります。
人気のあるアクセントの一つです。


>>School Of British Accents – WELSH ENGLISH

✅詳しくはこちらの記事をご覧ください!

👉>>ウェールズの英語 ウェルシュ・アクセント(Welsh accent)とは?

 

 

イギリスで人気のあるアクセント

 

最後にイギリスで人気のあるアクセントをご紹介します。

 

・Scottish                               – 15%
・Geordie                               – 12%
・Welsh                                  – 12%
・Northern Irish                  – 10%
・West Country                    – 8%
・Yorkshire                            – 8%
・Cockney                  – 6%
・Received Pronunciation – 6%
・Scouse                                 – 5%
・East Midlands                    – 3%

引用元:The UK’s most attractive accent has been revealed

 

意外とアクセントの強い英語に人気があるんだなあ、と思いますよね。どれか、気になったアクセントはありますか?

留学されたり、海外勤務される場合も、その地のアクセントを身につけると良いですね。

 

参考文献:
BRITISH ACCENTS AND DIALECTS: A ROUGH GUIDE
British Accents

 

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